"meet"は行為自体、"see"は状況そのもの
会うという意味で使われる、"meet"と"see"の使い分けが気になって。
根源的な「会う」は"meet"、
その場に居合わせた、みかけた、というようなシチュエイションも含めた「一緒にいる」は、"see"。
初対面は"meet"、2回目以降は"see"という通例もあるけれど、既知の仲でも待ち合わせや日時を指定したミーティングは"meet"を使う。
この切り分けが、とてもわかりやすい。
"「meet」は「顔を合わせる」という動作"
"「see」は「一緒に時間を過ごす」という動作"
ほかにも、
顔を見ない電話では、"meet"や"see"は不自然だから、挨拶としては「Nice to talk to you.」(あなたとお話できて嬉しく思います)のように表現する
とか、
恋人と「付き合っている」という意味で使う時には、"see" というのも、面白い。
この使い方は、(互いを)見ながら過ごすというニュアンスの"see"っぽい。
Nick: How did you "meet" your girlfriend Hiro?
ヒロ、彼女とどうやって出会ったの?
Hiro: We were introduced to each other by a mutual friend.
共通の友人に紹介してもらったんだ。
Nick: How long have you been "seeing" each other?
どれくらい付き合っているの?
Hiro: For almost six months.
6ヶ月くらいになるかな。
ふむむ……これが遠恋とかであまり会う時間がなかったりすると、
Hiro: we have been seeing almost six months. but we can't see almost!
っていう返事になったりするのかしらん?